2010年5月31日月曜日

国民的祝日?

5月31日。
母曰く、
「国民的祝日」なんだそう。

1か月前から
家じゅうのカレンダーに
花丸がついていて
「要求の多い日」に
なってました、
母の60歳の誕生日。

浜松からプレゼントと
一緒に入ってた
すみれ(小学1年)が
書いた絵。

ちゃんと赤い服着てる。
とってもお上手です。
あえて言うなら、細い。細すぎる。
(母は喜びますが。)





我が家は皆さん不在がちなので
数名でミニパーティ。
ピザハットにお膳立てをお願い。

後日、盛大にお祝いする予定です。
場所はまだ未定ですが。

2010年5月28日金曜日

新大久保・コリアンタウンツアー

先日の予告通り、
本日は新大久保のコリアンタウンに出没。
数日前から「韓国料理モード」
でも行きたいお店の予約が取れず、
当日まで苦戦してました。

やっと1軒予約がとれて
韓国料理の夕食が実現。

会社の都合で解雇になった
仲良しの同僚の最終出勤日だったので

一緒に美味しいものが食べたい!!
その一心でした。

結局、お店は韓国人のおばちゃんが
きりもりする賑やかでおいしい店。
サムギョプサル、海鮮チヂミ、スンドゥブ
ソルロンタン、など大好物を注文し
おかずを山のようにおかわりした4人組。

帰り道に韓国食材のスーパーで
お買いものをして本日は終了。
(私は韓国春雨や粉末ダシを購入。)
みんなに大好評な夜でした。あぁ、よかった。



新宿のリトル・コリアツアーは
定番になりそう!

昼間はお得なランチも多くてお勧め。
夜も遅くまで店があいているので楽しいですよ。

チャンナム家
http://r.tabelog.com/tokyo/A1304/A130404/13000083/

韓国広場
http://www.ehiroba.jp/

2010年5月26日水曜日

子供の教え。

旅から戻るとお手紙が1通。
めずらしい茶封筒。
差出人は
浜松に住むいとこの息子、
おうすけ(小学4年生)。

なんだろう?と
開けてびっくり。
時候の挨拶から始まる
「本格的手紙」

きっと国語の授業で
書くことになったのでしょう。
便箋が教材風。
でも私を選んでくれるなんて
うれしいものです。

「お返事をかかないとね」と思って
便箋を用意したものの
時候の挨拶は
簡単には思いつかない。
結局、調べて真似してアレンジ。
どうやって終えるものなのか、
いろいろ本を読みました。
自信がなくて・・・。
縦書きの手紙も書き慣れなくて一苦労。
時間がかかりました。

ちゃんとした手紙の書き方を知らない三十路。
小学生に教わった「日本語の手紙のルール」
奥深し。
忘れてました、すっかり。

私の冷や汗と心をこめた1通は
近日中に浜松に到着することでしょう。

2010年5月24日月曜日

出雲路をゆく⑤松江・市内観光編

3ヶ所を巡り、
無事に松江駅まで戻ってきました。

遅い昼ご飯は近所のイタリアン。
前菜がおいしい。(白ワイン欲しい)

ゆっくり食べたいとこですが
次の予定があるので駆け足で
パスタとピザを流し込みました。
昨日はレインコートを着て観光したくらいの雨だったのに、
昼過ぎから奇跡的な快晴になりました。

これが晴れ女、妹①の実力。
おかげさまで松江城が美しいこと。

天守閣を登ると、松江市内を一望できます。
宍道湖も見えます。
お殿様のみてた景色はきれいだったんでしょうね。

この松江城は1611年に築城されたそうです。ざっと400年。
気が遠くなるほどの昔に建てる技術があったことがすごい。
日本に限らず、世界的に昔の人って賢く、優れている気がします。

◆松江市内スナップ◆ day&night

1泊2日の出雲ツアー、無事に終了。
ちょっと無理したかな、と思いましたが
意外といろいろ回れました。
短い時間でも「旅」は成立するもんです。

出雲路をゆく④神様を訪ねて編

◆八重垣神社◆

JR松江駅からバスで20分ほどの郊外にある、八重垣神社(やえがき・じんじゃ)
雨上がりの緑は余計にきれい。
厳かな雰囲気と緑のにおいに包まれて。
深呼吸すると気持ちがいい場所がいっぱい。


ここには「鏡の池」というのがあって、
「池に紙を浮かべ、その上に100円を載せて婚期を占う」というのがあります。
妹がやってました。早く沈むと早く来るんだそう。
10分かからず沈んでくれたのでそのうち来ることでしょう。
その結果に妹本人は、ほっとしてました。
私はご朱印と「美」のお守りを購入。
これからは心と体の「美」にこだわってみたい三十路ですので。

◆神魂神社◆
八重垣神社を後にして、次の目的地へ。
でもバスがない!
別のバスの運転手のおじさんに、この道を歩いていけば着くといわれた
その道の名は「はにわロード」
なぜこんな名前かは謎だったのですが、このあたりは古墳群のよう。
だから埴輪を道に並べてみたんだろうと思われます。

野山の緑と、奇跡的に晴れてきた空を眺めながらのウォーキング。
山も田んぼも癒しの要素満点です。
でもけっこうな距離。
最終的に3キロくらい歩いたような気がします。

やっと辿り着いた「神魂神社」(かもす・じんじゃ)
国宝指定を受けている森の中神社。
汗だくになりながらがんばってきたので達成感いっぱい。
石段をのぼり、神社へ。
森に囲まれて立つ、古い杜。
歴史を感じます。
苔むした石の灯篭や石段にも神様がいるような。
神秘的ってこういうことを言うんでしょうね。
予定には入れていなかったのですが、はるばる歩いてきてよかった!
と思える神社でした。

ここでもご朱印を頂いて、次の目的地に向かいます。

◆熊野大社◆
今回行ってみたいと思っていた
一番の神社、「熊野大社」に到着。
バスを乗り継ぎ、
本当の山奥にやってきました。

すれ違う車もまばら。
お店もございません。

大社のバス停から数分。
赤い朱色の橋が
目に飛び込んできます。

同じころ、
太陽の光が差し込み
橋の朱色と
川の水面が輝いて
本当にきれい!



神社の前には自然いっぱいの川が流れていて、
遠くに小さな山々が望めます。

立派な注連縄とお社。
たくさん歩いて、バスを乗り継いで、
はるばるここまでやってきたっていう気持ちで
いっぱいの私達。
これぞ、「達成感」

誰もいない敷地内を
うろうろ見て回り、ご朱印も頂きました。
御親切な神主さんにもお会いしました。

敷地内には神楽殿。
立派な建物です。

あとはお守り代わりに櫛を購入。
かわいらしいでしょ。
これが欲しかったのです。
使うのが楽しみ。

本日の目的地3つの神社は無事に巡れました。
それぞれに個性ある神秘的な魅力があって
「素敵」と連呼していたような。

久しぶりに頑張って歩き、
目的地を目指す旅の時間はとても有意義でした。

2010年5月23日日曜日

出雲路をゆく③懐石デビュー編

雨で始まった初日。
今日は思い切って老舗旅館の中にある料理処を予約。

ホテルからはタクシーを使ったのですが、
運転手のおじさんが、はるばる旅行に来たのに雨に遭った私達に
御親切に宍道湖沿いの観光スポットを廻ってくれました。
「メーター止めちゃうね。」って。優しいですね。
地元の人の優しさに出会えるのも旅の醍醐味。
どうもありがとうございました。
明治21年創業の旅館、皆美館(みなみかん)です。
宿泊者リストには創業から現在にかけて、名立たる文豪の名前が。
与謝野晶子、与謝野鉄幹、川端康成の名前もありました。

そんな旅館に併設されているお食事処「庭園茶寮みな美」
綺麗な庭を眺められる和室に通されて、
着物姿の仲居さんがやさしくもてなしてくれます。

今日の夕食は懐石料理「千鳥」のコースを注文。
私、本格的な懐石料理は初めてかも。
新しいことが始まるときってわくわくします。
「大人の女性」の気分、高まる。

◆前菜◆旬の味覚盛込み
菜の花とおひたし・からし和え
じゅんさいの酢の物
あなごの卵焼き
タコの煮物
貝の煮込み

食前酒に島根県産のシャルドネを1杯
食材のバリエーション、調理方法、味付け、
どれをとっても「品」があります。
これから先が楽しみになる
スタートの一皿。



◆造り◆3品盛り
まぐろ・鯛・スズキのたたき(おそらく)

すごく新鮮でおいしい!に尽きました。
口の中でやわらかに溶けるおいしさ。

この前に
「小鍋仕立ての蛤と筍の玉子とじ」
というのがあったのですが、撮り忘れ。
筍の風味が抜群の春の味。

◆楽盛り◆
うすい豆茶碗
鰆のふきのとうの頭田楽
赤貝ととり貝生姜酢

特筆すべきは手前の茶碗蒸し。
豆の風味が広がる
薄緑の新しい美味しさは感動でした。



◆焚だし◆
百合根饅頭

百合根をつぶし、丸めたものを揚げて
あんかけをかけたもの。生麩でかわいく。
ほくほくして、いくらでも食べれます。
優しい甘みは知らなかった味!




◆強肴◆
鱸(スズキ)えごまサラダ

スズキの唐揚げに
彩り豊かな野菜を添えられてます。
えごまを入れたさっぱりとした
ドレッシングでいただきます。
もちろん、おいしいに決まってる。



◆食事◆
不昧公好み 皆美家伝 鯛めし

鯛めしというと一緒に炊き込んだものを
思い出すのですが、ここは違います。
丁寧に裏ごしされた、玉子の白身と黄身、
鯛のそぼろが綺麗にお皿に盛り付け。
薬味の大根おろし、ねぎ、
ワサビと海苔も添えて。


白いご飯の上に、それぞれを載せて
皆美・秘伝の出汁をかけていただきます。

「お上品」以外の何でもない、
上品な風味のだしにびっくり。
ワサビが大人味に引き締めて
サラサラおなかに入ってしまう。
結局合計3杯弱、完食。



◆デザート◆
苺のシャーベット

食事の締めは
さっぱりとした甘さのシャーベット。
手作りなのか、
苺の風味と食感が感じられて
最後までおいしくいただけました。
本当にお腹いっぱい。
時計を見たら2時間たってました。
贅沢ってこういうこと。

私達の座敷から眺められた庭。
雨の庭園もまた風情があってよろし。
「趣」と「静」のブレンドにためいき。
大人にだけ許された時間って感じがします。
ちなみに入口はこちら。
教育の行きとどいた品のある従業員は「もてなしの心」抜群。
贅沢な時間を演出してくれます。
出雲旅には是非、加えてほしいお食事処です。

庭園茶寮みな美
http://www.minami-g.co.jp/minamikan/toki/index.html

出雲路をゆく②一畑電車編

外国の駅舎の雰囲気。
でもここは一畑電鉄・出雲大社前という駅の待合室。
ステンドグラスのきれいな静かな駅。
ものすごく古いのは建物や看板から伝わります。

近日に公開される「Railways」という映画のロケ地だったみたいで
撮影風景の写真などが飾られていました。

単線電車の素朴な駅は、民家を抜け、田園地帯を走り
宍道湖沿いを緩やかに通過します。

本日の滞在先、終点の「しんじ湖温泉駅」をめざして。

出雲路をゆく①出雲大社編

はるばるやってきました島根県。
一度は出雲大社に来てみたかった。
予定の合った妹①と1泊2日で決行。

この日は朝からあいにくの悪天候で、
飛行機は出雲空港に着陸するか微妙な状況。
羽田で「岡山空港に着陸するか、羽田に引き返す可能性もあります」
と散々おどされて、はらはらしていましたが、無事に到着してくれました。
まだ神様には見放してなかったみたいです。

ああ、よかった。
鳥居の向こうに有名な注連縄(しめなわ)

地味さの中に、荘厳でなんともいえない清らかな空気。
雨なのに参拝客の多いこと。
現在は平成の大遷宮を行っていて
工事中で参拝エリアに制限がありますが、十分見ごたえがあります。

ちなみに出雲大社は「二拝、四拍手、一拝」
4回手をたたくのはひとつは神様のため、
ふたつは自分のため、
最後のひとつはみんなのため。だそうです。
バスのドライバーさんが言ってました。

※平成の大遷宮:社殿を新造し、旧殿から神様をうつすこと


となりの神楽殿にある注連縄は日本最大級だそうです。
ほんとに大きくてびっくり。
たくさんの人がお金を投げていて、注連縄にくいこませていました。
私もやってみました。(けっこう難しいのです、これが。)

出雲大社のおみくじは「大吉」とか書いていません。
これは「吉」とか「凶」に一喜一憂するのではなく、
神様からのメッセージを読み取るように、とのことだそう。
ちなみに私には「考えすぎずに、前向きに過ごすように」
みたいな言葉が。まるで今の気持ちをお見通し、みたいな文面でした。


◆出雲そば
老舗そば屋で3色そば3段。
だしの味がしっかりして風味抜群。
そばもコシがあっておいしい。
そば湯でおつゆも綺麗にいただきました。




◆ぜんざい
出雲大社はぜんざいが有名みたい。
何件かぜんざいを売る店をみかけました。
ホテルに向けて出発する前に、おやつ。
甘さ控えめでおいしい。
お店のおばちゃんが優しくて、
冷えた体が温まる。

このあとは、一畑電車という単線列車で
松江しんじ湖温泉駅へ。
田園風景と宍道湖沿い。
晴れてたらきっと絶景。